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『怪異退治(単話)』レビュー・感想
FANZAで「ホラー」と「鬼畜」の複合タグを検索している時に、ひめいよる先生の新作として表示されました。タイトルからして、いわゆる「退治される側」のヒロインが主役の作品だろうと予想はしていましたが、表紙の繊細なタッチと、体操着姿で怯える少女の表情に惹かれて即決購入。ホラーものは描写が雑になりがちなジャンルですが、この絵柄なら期待できると思ったのがきっかけです。
【絵柄の評価】
ひめいよる先生の線は、本当に繊細で美しいですね。全体にソフトな印象の塗りですが、陰影の付け方が絶妙で、特に肌の質感と、汗や涙の湿り気が非常にリアルに感じられます。キャラクターデザインは、まさに「ミニ系・小柄」の特徴を存分に活かしたもので、華奢で未発達な肢体が強調されています。体操着、特にブルマの張りついた質感と、それが体のラインにどう沿っているかの描写は、同ジャンルの中でも群を抜いて丁寧です。
特に印象的だったのが、表情の描き込みの細かさです。冒頭の「怪異」遭遇前の、何気ない教室でのほんわかとした表情から、恐怖に瞳孔が開き、口元が震える様子、そして……後半に向かうにつれて、恐怖とある種の陶酔感が入り混じった複雑な表情へと変化していく過程が、ページを追うごとに丁寧に描かれています。例えば、中盤のクローズアップシーンでは、頬を伝う一滴の涙と、微かに開いた唇から覗く歯の描写までしっかりと書き込まれており、読者の感情をぐいっと引き込む力があります。体の描き方も同様で、緊張してこわばった指先や、足の指の曲がり方など、細部まで気が抜けていません。ホラー・残虐表現というと、どうしてもグロテスクな描写に目が行きがちですが、この作品は「美しいもの」が「壊されていく」過程を、非常に芸術的なタッチで描いている点が最大の魅力です。
【ストーリー・シチュエーション評価】
ストーリーは、ごく普通の学園に通う小柄な女子生徒が、放課後の校舎で「怪異」と呼ばれる正体不明の存在に囚われてしまう、という一話完結のシンプルな構成です。情報量が多いわけではなく、むしろミニマルな展開ですが、その分、緊張感の持続と、主人公の心理描写に全てのページが費やされていると言えます。
展開のテンポは、序盤の日常描写から一転、怪異出現までの静かな緊張感の積み上げが見事です。音のないコマ割りや、主人公の息遣いが聞こえてきそうなほどのアップの連続で、読んでいる側も思わず息を詰めてしまいます。シチュエーションの独自性としては、「学園もの」という親しみやすい舞台と、「ホラー」という非日常の要素の融合が巧みです。誰もが知っている体操着や教室、体育倉庫といった場所が、一瞬で恐怖の舞台に変貌する様は、ある種の背徳感と相まって、強いインパクトを残します。
ネタバレを避けて具体的に言える魅力は、「抵抗」の描写のリアリズムにあります。多くの同ジャンル作品が、すぐに諦めたり快楽に傾倒したりする中で、この作品の主人公は最後の最後まで、身体と心で必死に抗おうとします。その「抵抗」が、怪異の非道さによって無慈悲に、しかし絵柄同様に「美しく」崩されていく過程に、この作品の真髄があると思います。中盤、体育倉庫の暗がりでブルマのゴムが伸ばされるシーンは、その緊張と恐怖が画面から溢れ出ており、秀逸としか言いようがありません。物語としての「起承転結」が非常に明確で、読後には強い余韻が残る仕上がりです。
【このジャンルにおける位置づけ】
「ホラーエロ」というジャンルにおいて、これは間違いなく上級者向けの、ある種の芸術作品と呼べるクオリティです。単純な恐怖やグロテスクさを求めるのであれば、もっと直接的な作品は他にあります。しかし、繊細な絵柄で描かれた美少女の、精神と肉体がじわじわと侵食され、壊されていく「過程」そのものを、緊張感のあるストーリーと相まって味わいたい読者には、最高の一冊と言えるでしょう。
ホラー作品としての評価も高く、エロティシズムと恐怖が表裏一体となっており、どちらかが突出することなくバランスが取れています。初心者の方には、その描写の濃さとダークなテーマから、少しハードルが高いかもしれません。まずはもっと明るめの学園ものから入り、そういった作品で物足りなさを感じ始めた上級者こそが、その真価を存分に理解できる、珠玉の一本だと思います。
【総合評価】
絵柄: ★5
ストーリー: ★4.5
コスパ: ★5 (単話作品としての完成度が異常に高い)
総合: ★5
総合評価は迷わず星5つです。単話作品でありながら、絵柄のクオリティ、ストーリーの濃密さ、そして読後に与えるインパクトのすべてにおいて、満足度の極めて高い作品でした。ホラーやダーク系が好きな方はもちろん、そうでない方にも、ひめいよる先生の卓越した画力と、一つの「物語」としての完成度を感じ取ってほしいです。特に、中盤の体育倉庫でのシーンは、同ジャンルの一つの到達点を見たような気がしました。気になっている方は、ためらうことなく購入することを強くおすすめします。後悔は絶対にさせません。

作品概要
怪異退治(単話)
作品データ
| 作者 | ひめいよる |
|---|---|
| ジャンル | ホラー、残虐表現、単話、学園もの、鬼畜、美少女 |
| 発売日 | 2024-04-25 00:00:01 |
| 価格 | 300 |
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