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『コミックアンリアル Vol.119』レビュー・感想
今回、FANZAで「コミックアンリアル」の新刊が配信開始されたのを見て、即購入しました。特に表紙を飾っていたこむぎ先生のイラストが、幻想的でありながらどこか危険な香りを漂わせていて、思わずクリックしてしまいました。アンソロジーなので当たり外れはあると覚悟していましたが、豪華執筆陣を見る限り、まず間違いなく楽しめるだろうという期待がありました。
【絵柄の評価】
まず絵柄についてですが、これはさすがアンソロジー誌のクオリティだと感じました。各作家の個性が強く出ていて、ページをめくるたびに新鮮な驚きがありました。線の綺麗さで言えば、針金紳士先生の作品が特に印象的でした。繊細で迷いのない線は、キャラクターの柔らかな肌質や服の皺までを的確に描き分け、画面全体が非常にクリアで見やすいです。塗りについては、紫☆にゃ〜先生のグラデーションの美しさが際立っていました。陰影の付け方が絶妙で、キャラクターの立体感と、その場の空気感(例えば湿気や熱気)まで伝わってくるようでした。
キャラクターデザインは、ジャンルの幅広さを反映して実に多様です。和泉はち先生の描く「ふたなり」キャラは、男性的な力強さと女性的な優美さが不思議な調和を見せており、デザインそのものから独特の物語性を感じさせます。一方、すみだれパンツ先生の「ネコミミ・獣系」キャラは、耳やしっぽの動きが生き生きとしており、感情がダイレクトに伝わってくる愛らしさがあります。表情の描き込みに関しては、絵羽先生の作品が秀逸でした。恥辱に染まる表情から、理性が崩れ去り快楽に溺れていくまでの微細な変化が、目や口元のわずかな動きで表現されており、見ているだけでこちらまでどきどきしてしまいます。体の描き込みでは、ムッチリ・ムチムチ系統を得意とする皆瀬たまき先生や月面着陸先生の作画が圧巻です。肉感の強調が過剰にならず、自然な重みと弾力を感じさせる描写は、まさに職人技と言えるでしょう。
【ストーリー・シチュエーション評価】
ストーリーとシチュエーションのバリエーションの豊富さが、このVol.119の最大の魅力です。ファンタジー、学園、ダーク、ラブコメとジャンルが多岐に渡るため、読んでいる間に全く飽きることがありません。展開のテンポは作品によって異なりますが、全体的にメリハリが効いています。例えば、かんやん先生の学園ものは、軽妙なラブコメ調の導入から、突如として濃厚な展開にシフトするギャップが心地よい刺激となっています。逆に、ビャクダン先生のダーク系作品は、最初から不穏な空気が張り詰めており、緊張感を持続させたままクライマックスへと向かう構成が見事でした。
シチュエーションの独自性で特筆すべきは、やはりファンタジー要素をふんだんに取り入れた作品群です。ギンザケ先生の「触手」ものは、従来のイメージを覆すほどに生物的で、かつ幻想的なデザインの触手が登場し、その絡みつき方や分泌物の描写までが非常にクリエイティブで目を奪われました。Dかけつ先生の「女体化」作品は、性別が変容することによる心理的混乱と、身体的な感覚の変化が丁寧に描かれており、単なるギミックで終わらない深みがありました。「拘束」や「羞恥」をテーマにした作品では、ソメジマ先生やたくたく先生の作品が光ります。物理的な拘束の描写の細かさはもちろん、それによってもたらされる精神的な支配感や、抗いながらも高まっていく興奮の機微が巧みに表現されていました。中盤の、ある作品の「女捜査官」が任務中に窮地に立たされるシーンは、緊迫感と背徳感が絶妙にブレンドされた、この号のハイライトの一つと言えるでしょう。ネタバレは避けますが、あの手錠の使い方は目から鱗でした。
【このジャンルにおける位置づけ】
多種多様なジャンルを一冊に凝縮した、いわば「エロコミックの祭典」のような位置づけの作品です。ファンタジー作品として見ても、そのクオリティは非常に高く、現実ではありえないシチュエーションを、絵と物語で徹底的にリアリティをもって追求している作品が多く収録されています。特に「ふたなり」や「触手」といった特殊ジャンルにおいては、一流作家たちが腕を競っているような趣さえあり、それらのジャンルを深く楽しみたい上級者にはたまらない一冊です。
一方で、収録話数が多く、短編でテンポよく様々なジャンルに触れられるため、特定のジャンルにこだわらない初心者の方にもおすすめできます。自分がどんなシチュエーションを好むのかを探る、良いきっかけになるでしょう。ただし、全体的に描写はハードめなので、あくまでも成人向け作品としての覚悟は必要です。ラブ&Hやラブコメ系も収録されていますが、それらも決して甘くはない、大人の味わい深さがあります。
【総合評価】
絵柄: ★4.5
各作家の力量が高く、総じてクオリティは安定して高いです。好みの分かれる部分はあるかもしれませんが、技術的に未熟な作品は一つもありません。アンソロジーならではの絵柄の変化も楽しみの一部です。
ストーリー: ★4.0
短編の連続であるため、どうしても物語の深みに欠ける作品も若干見受けられます。しかし、限られたページ数の中でシチュエーションの魅力を最大限に引き出そうとする作家たちの力量は十分感じられ、特にシチュエーション構築の巧みさは特筆に値します。
コスパ: ★4.5
これだけの豪華執筆陣による20本以上もの作品がこの価格で読めるのは、まさにコスパ最強と言えるでしょう。気になる作家の新作をチェックするだけでも価値がありますし、未知の作家との出会いも多いです。
総合: ★4.5
「コミックアンリアル」の真骨頂とも言える、充実した一冊でした。ファンタジーから学園もの、ダークなものから痴女系まで、エロティシズムの様々な側面を、トップクラスの作家陣が存分に描き切っています。一つのジャンルに深くハマりたい人にも、いろんな味を楽しみたいグルメな人にも、強くおすすめできる珠玉のアンソロジーです。次号が待ち遠しくなるような、大満足の読後感でした。

作品概要
コミックアンリアル Vol.119
作品データ
| 作者 | こむぎ、向日葵たろう、カジマコト、絵羽、しいなかずき、紫☆にゃ〜、ソメジマ、ギンザケ、針金紳士、ガロウド、皆瀬たまき、和泉はち、初雲丹いくら、嘘吐きF(x)、月面着陸、Dかけつ、ビャクダン、かんやん、たくたく、すみだれパンツ、にえたまご、づす、羽柴かんぱち |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー、拘束、辱め、羞恥、マンガ誌、ふたなり |
| 発売日 | 2026-01-28 00:00:03 |
| 価格 | 1320 |
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